掛け算と集中-ライフオーガナイザーセミナー
青い空に伸びやかな白い雲の線が広がる快晴。
日の光は強いのに、風は涼しく、過ごしやすい季節。
さて、今日は午後から有給休暇を取って、日本ライフオーガナイザー協会のキャリアスタート&キャリアプラスセミナーに参加した。
ライフオーガナイザー1級を取得するとライフオーガナイザーと名乗りプロとして仕事ができる。
今日は、資格はとったもののさて次はどうするかと迷い中の初心者プロオーガナイザーを対象に、経験豊富な先輩ライフオーガナイザーの国分典子さんと石井純子さんがお話くださる機会だった。
国分さんは専業主婦からライフオーガナイザーをスタート、石井さんはインテリアコーディネーターのキャリアにライフオーガナイザーをプラスされた方。
ライフオーガナイザーに何故なったのか、ライフオーガナイザーの仕事を広げるために気をつけるべき点を、それぞれ30分ずつ話してくださったので、印象に残ったことをメモしておこう。
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周りが当たり前と思っていることができない自分に対して、罪悪感を持っている人や自己肯定感が低い人がたくさんいる。片付けができない、というのもその1つ。
片付けができない人≠だめな人
をたくさんの人に伝えたかった。(国分さん)
まずは、自分自身をオーガナイズする。重要性ー緊急性のマトリックスに照らし合わせ、時間や人間関係の浪費を減らし、自分のやりたいことに投資する。(国分さん)
自分のこれまでのキャリアとライフオーガナイザーとの掛け合わせを考える。キャリアとは職務経験だけでなく、生活の経験すべてこと。人と違うところ、自分が自然とやっているけど、人はやらないことを見つける。(石井さん)
プロとして、どういう人に対して何を提供したいかを明らかにすると、自分にとって要らない情報が排除でき、無駄なエネルギーを使わなくて済む。(石井さん)
何もやらないうちから悩まない。失敗するのは当たり前。そこから学んでいくもの。失敗しようと思って始めるくらいでちょうどいい。(石井さん)
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そして、お二人の話を聞いて、私が考えたことは以下のふたつ。
1. 自分を掛け算で表現すると、どうなりたいかが見つかりそう
自分の得意なところとして何を切り出すかで、自分のありたい姿が見えてきそう。
掛け算で自分の希少性をあげるという話は、元リクルートの藤原和博さんの本でも読んだことがある。
私の場合には、
科学思考×ビジネススキル×ライフオーガナイザー×働く母×知りたがり×めんどぐさがり
って表現できたらいいなー。
2. 時間の集中投資。”何をするか”だけでなく、”何をしないか”も大事
自分の時間は有限なので、貴重な時間を何に投資するのかはかなり大事なポイント。これは1級講座で強調されていた。
自分が集中的に時間を投資するためには、新しく始めることだけでなく、何に時間を割かないか決めることも必要。
そして、何に集中するかを決めると情報が集まり、不要な情報の切り捨ても楽になる。
私の場合、自分が何に集中したいか、何をやめるかを頭で考えてるだけではわからないので、とりあえず一度は試しにやってみて、楽しくなかったらやめるぐらいの緩い感じでいいやと思う。
私は今すぐにプロのライフオーガナイザーとして活動する予定はないのだけど、
自分がもっと楽しく生きるために何が必要か、ライフオーガナイザー協会立ち上げ時から活躍されてきたお二人のプロ意識に、大いに刺激を受けた2時間だった。