トレーニングとゲーム設計

週初めの天気予報通り、今週は穏やかな日が続いた。

学校のキャンプに行っていた息子も、楽しそうな様子で無事に帰宅し、家の中が一気に明るくにぎやかになった。

 

キャンプの洗濯物を片付けたあと、夕方にパーソナルトレーニングジムに出かけた。

ジムに通い始めて、4ヶ月が経ち、週1〜2でのジム通いになれ、お気に入りのコーチ、お気に入りのメニューが決まってきた。

(ジムに通い始めたきっかけの過去記事はこちら。)

 

今日はTRXサスペンショントレーニングで、体幹のトレーニングやスクワットなどをした。

毎回同じようなメニューをこなすのだけど、コーチが「megumiさん、体幹がしっかりしてきて、だいぶ姿勢がよくなりましたよ。最初に来られたころは一番軽いメニューでもやっとという感じだったのが、順調に進歩してますよ。」と、最初と今がどれくらい違うかを実際にやって見せてくれながら、ニコニコしながらほめてくれた。

 

自分でも、座っているのが楽になったり、肩が凝ったらストレッチをしてほぐす方法を覚えたりで、ジムに通い始めて体調がいいのを感じてはいたけれど、目に見える形で進歩を示され、それをほめられるととても嬉しくて、私もニコニコ顔になった。

 

そして、「体幹がしっかりすると歩き方も変わり、見ていてすぐにわかるんですよ」というコーチの話に、単に姿勢を維持するだけでなく、かっこ良く歩けるようにもなりたいなーと少しずつ欲も出てきた。

4ヶ月前には、まったく運動習慣がなく、面倒でしかたなかったのが、夫にも勧めるほどになり、自分でも驚くほどの変化だ。

 

今朝、”ゲームの枠組みで、人の力を発揮させる”という話を読み、これって日常生活の色んな場面で使えるなーと思っていたところだった。こちらがそのブログ。


私のジム通いをこのフレームワークで分析してみると、ダイレクトフィードバック、状況の可視化、難易度のコントロール、偉大なるゴールが当てはまる。

  • ダイレクトフィードバック:コーチが、一つ一つの私の動きに即座にフィードバックを与え正しい方法を教えてくれ、うまくできたときには、ほめてくれる
  • 状況の可視化:以前からどれくらい上達したかを毎回示して教えてくれる。また自分自身で、姿勢を維持している時間の長さから変化が体感できる
  • 難易度のコントロール:コーチが状況を見ながら、少しずつ負荷を増やしている
  • 偉大なるゴール:他の人やコーチ自身のトレーニングに関する実体験を話してくれる

 

つまり、パーソナルトレーニングのコーチが意識してかどうかはわからないけれど、ゲームの要素を盛り込んでくれているので、ジム通いがゲーム感覚で楽しめている、ということのようだ。

 

ゲームの要素を組み込むことができれば、どんな苦手なことでも楽しくできそうな気がする。今後いろんな場面で試してみたいな。