気持ちのリセット法

なんとなく目覚めがすっきりしないなーと思っていると、雨がポツポツ降り始めた月曜日の朝。

 

目覚めがすっきりしない理由を考えると、週末したかった家仕事、先週やりのこした会社の仕事のことなど、頭の中が”しなくてはいけないこと”のTo do listでいっぱいになっていて、楽しいことを考える余裕がないからだと気がついた。

 

気持ちの余裕がない時は、気だけ焦っていつもより時間がかかったり、間違えてやり直しが必要だったり、ちょっとしたことで家族に当たってしまったり。

今までに幾度となく失敗しているので、気持ちに余裕がないまま焦って何かを始める前に、意識的に気持ちをリセットして頭の中をゼロに戻すようにしている。

 

私の気持ちのリセット法は、

  • 大きく深呼吸をする
  • 気になっていることを全部書き出してみる
  • 期限を変更したり、やらないことを決める
  • いつもよりちょっと丁寧に何かする

という感じ。

 

頭のハードウェアがTo doでいっぱいだと、頭を考えることに使えなくなるので、大きく深呼吸をしてから、まずは頭の中の気になることを全部紙の上に棚卸しする。

そして、どうしても今しなくてはいけないこと、すこし先でも問題ないことを紙の上で考える。こうすると、頭で考えているだけのときより、客観的になれるような気がする。

 

今日は、睡眠改善プロジェクトの終了時期の変更を決めた。10月中に終えると目標を立てていたけれど、優先順位や調査にかかる時間を考えると、現実的でないことがわかってきたので、焦らず長期的にゆっくり取り組もうと思う。

 

そして、朝食を作りながら、今日の夕食の副菜のカボチャを煮た。いつもは切ってそのまま煮るだけだけど、今日は全部面取りをした。角の部分の皮が薄く細くすーっとめくれると、気持ちも少しずつすーっとした。

 

もちろん、これで完全にすっきりリセットとはいかないけれど、今日は一日、丁寧に丁寧にと頭の中で唱えながら、動いた。

気持ちに余裕がないこんな日は、”効率性”よりも、”丁寧さ”を意識する方が、気持ちが中和されてうまくいく気がする。こういうのもマインドフルネスの一種なのかな。

 

昼過ぎには雨が上がり、夜にはほぼ満月のきれいな月が見えた。

それだけで、得した気分。