献立決めを考える7_解決策(振り返り3)
冬本番の休日。
雪は降っていないものの、外に出るとピンと冷たい空気に背筋が伸びる。
さて、昨年9月に、平日の夕食作りを楽にこなせるよう、献立決めのプロジェクトを実施した。2回の振り返りに経て修正した解決策で、3ヶ月間ほぼ実行できているので、解決策のまとめと平日の夕食準備の流れをまとめておこう。
献立決めプロジェクトの過去の記事:一日目、二日目、三日目、四日目、振り返り1、振り返り2
ゴールイメージ
手順
- 肉・魚、野菜、豆類など、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維をバランスよいメニュー
- 新鮮な旬の食材を取り入れ、一汁二菜できれば一汁三菜を確保
- 主菜は毎日違うもの
- 家族が美味しいと思って食べられる
- 夕食の準備時間は30分以内、下ごしらえは、朝食準備の30〜40分で並行して行える程度
- 主菜、副菜、汁物のマスターメニューリスト(自分や家族の好きな料理)を作成
- マスターメニューリストや手持ちの料理本、クックバッド、過去の献立表を見ながら、週に1回(日曜日)に、家族と話しながら1週間分の夕食献立計画をA4一枚で作成。同じ表の中に、買い足す食材や下ごしらえ等もメモし、Evernoteで写真を撮って持ち歩く。
- 献立計画に基づいて買物(主に日曜日+週半ば)
- 献立通り、下ごしらえと料理を実行。
- 毎週金曜日に計画と結果を照らし合わせて振り返る
あまり厳密にしすぎると、しんどくなるので、下記は自分の中で緩く決めていること。
- 副菜や汁物は、買物時の特売や冷蔵庫の残り野菜などによって、当日に献立変更可
- その時の気分やお腹の好き具合で、副菜や汁物を省くのもOK
- 忙しい時は、主菜は出来合いのモノを買ってきてもOK
参考に、先週のある日の夕食作りの流れを示す。
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メニュー:ごはん、ウマヅラハギの煮付け、ほうれん草のごま和え、こんにゃくの煮物(作り置き)、豆腐のみそ汁
<朝食準備時>
ウマヅラハギの煮付けの下ごしらえ(煮含める状態で冷ましながら味を含ませる)
<夕食準備時>
- お米と水を鍋に計り入れ、蓋をして加熱。沸騰したら弱火で5分。鍋を魔法の鍋帽子の中に移して20分放置
- ウマヅラハギの鍋を弱火で加熱
- 2と並行しながらお湯を沸かして、ほうれん草を茹でる。茹だったらお湯にさらして一口サイズに切り、いりごまと濃縮つゆでごま和えをし、小鉢に盛る
- ほうれん草を茹でた鍋をさっと洗って、お湯を沸かしてみそ汁を作る
- 作り置きのこんにゃくの煮物を冷蔵庫から出し、小鉢に盛る
- ウマヅラハギの煮物を平皿に盛る
- ご飯とお味噌汁をよそう。
- 息子が全員分のテーブルセッティングをしている間に、空いたお鍋を洗う。
(以上30分)
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料理と並行して洗い物をするので、作り終わっているときには流しには何もない状態、夕食後の片付けが食器洗いだけだと、気持ちが随分楽だ。
3ヶ月やってみて良かった点
- 献立があると楽。ストレスを感じることなく、主菜はほぼ計画どおり、副菜、汁物も7−8割計画通りにできた
- 自分の昼食(外食、オフィス中食)も夕食をイメージして選ぶようになった
- 夕食を作る時間が短くなったので、平日の外食がほぼゼロになった
- 魚を週1回献立に入れるようにしたので、プロジェクト開始前はほぼ0だった魚料理が、毎週1回は登場するようになった
- 朝食準備時や前日など、計画的に調理できるのでシチューなどの煮込み系料理もチャレンジしやすくなった
- 日曜日にのんびりしながら献立を立てるので、新しいメニューを取り入れることも増え、料理の幅が広がった
- 献立計画や結果をノートに取っているので、過去の献立を参考にしやすくなり、献立作りがどんどん楽になる
平日の夕食作りについての苦手意識は解消された。今のところは、プロジェクト成功!だな。