古い友人と時間管理のコツ

先週の日曜日、大学時代のサークルで一緒だった友人達とランチをした。

大学卒業して以来はじめて会う友人もいて、将来こんな風になりたいねーと夢や不安を話していた大学生から、その親の世代である現代の自分たちに20年間を一気にワープした感覚。まるでタイムトラベルのようで、話しても話しても時間が足りないくらいで、あっという間に4時間が経った。

 

友人の一人が「最近働き始めたら、全然、時間がない感じがするの。子どもを育てながらフルタイムで働くなんて考えられない。今日はmegumiに時間管理のコツを聞こうと思ってきたの。」と嬉しい質問をしてくれた。

 

彼女は、結婚して出産して以来ずっと専業主婦だったのだけど、下のお子さんが中学生になり手があいてきたので、この9月からパートで週数日働き始めたのだそう。

 

私からのアドバイスは一つだけ。”自分の時間の使い方を把握する”こと。

時間をうまく使うためには、自分の時間の使い方の癖を自分で把握することがまず第一ステップだからだ。お金を貯めるためには、ざっくりでいいので、現在の収支を把握することから始めるのと同じこと。

そのために、1週間でいいので、自分の時間を記録することを勧めた。

 

「えー。自分の時間を記録するの、怖い!」という友人。

自分がいかにぼーっと過ごしているかを目の当たりにしたら、すごく落ち込みそうで怖い、のだそう。

 

記録の目的は、自分の時間の使い方をありのままに把握することだから、”私は無駄なことばっかりしている”と自分を責めないことが大事。

何となく時間が過ぎてしまったら空白でいい。

というか、多分最初に記録にとったら空白時間が多くてビックリすると思う。そんな気づきがあればいいのだよ、と伝えた。

 

よくよく話を聞くと、朝早くから部活動があるお嬢さんのお弁当作りから始まって、夜遅く学校から帰ってくる息子さんの夕食の準備や後片付けまで、子どもの生活に合わせて時間を過ごし、まだまだ慣れないパートの仕事。それは、誰だって疲れてボーッとするよ。

同じ年の友人が、家族との生活を大事にしながら、自分の生活を少しずつ変え、新しいことに挑戦している話を聞くのは嬉しい。

 

私の母も専業主婦で、家族の中で一番最初に起きて一番最後に寝る、という生活だった。日中にパートの仕事をしたり、私の習い事の送り迎えをしてくれたなーと思い出した。