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映画鑑賞と大きな石

今日も、暖かい一日で、薄手の服でも快適だった。

 

息子が学校のキャンプで留守なので、今日は仕事帰りに一人で映画を観に行こうと決めていた。

私の会社は、フレックス制なので出社時間も帰宅時間も自由なのだけど、帰宅間際に急に仕事が入るのを避けるため、同僚には「今日は18時に会社出るから、用があったら早めに言ってね」と宣言しておいた。

おかげで、スムーズに帰宅でき、映画の時間にも間に合った。

 

今日観た映画は、”何者”という日本映画。

就活生たちが、生まれて始めて自分ではコントロールできない就職活動の壁にぶちあたり、葛藤する姿が描かれていた。その様子に、何者にもなり得ていないことに日々焦りを感じていた昔の自分の姿が重なり、心がちくんとした。そして、焦らなくてもいいんだよー、もがきながらも自分なりに一生懸命進んでいけば道が開けるから、と声をかけてあげたくなった。

 

さて、今日、仕事で時間を調整しながら、ライフオーガナイザー講座の時間管理で習った”大きな石”の話を思い出した。

 

ある大きさの器がある。器に最初に小さな石を詰めてしまうと、大きな石をいれるスペースはない。

だけど、まず大きな石を入れてから小さな石を入れると、大きな石と器の間に小さな石が意外とたくさん入る。

 

器は自分の時間、小さな石はやらなくてはいけない事、大きな石は自分のしたい事を表している。

つまり、自分の時間をやらなければならない仕事で埋めてしまうと、自分のしたいことができない。

したいことがあれば、最初に自分の予定に組み込んでおく。そうすると、限られた残り時間でいかに仕事を終えるか(成果を出すか)を、自然と考えるようになる、ということだ。

 

今日の話でいえば、映画を観に行くという予定を最初に入れ、残り時間(18時までの就業時間)で今日すべき仕事を埋めていく。終わりの時間が決まっていると自然と集中するので、いつもより生産性高く仕事が進んだ。

 

大きな石、という話でもう一つ思い出したことがある。

 

私は、アメリカ人やイタリア人、イギリス人の同僚と一緒に仕事をすることがあるのだけれど、「そこはThanks giving holidaysで休むから、そこを外して仕事を組んで」と、休暇でいないことを前提にスケジュール調整を依頼されることは少なくない。

 

以前の私は、”優先順位は仕事>>プライベートで、仕事が忙しいときに休むなんて社会人としてあるまじきこと!”と信じていたので、外国人の同僚達のコメントはかなりのカルチャーショックだった。

 

だけど、そういう人たちと何年も一緒に仕事をしていると、”この時期は長期で休みを取る”という前提をいつの間にか受け入れ、その時期でも仕事が滞らないよう早めに準備したり、スケジュールを組んだりするようになった。そして、その結果、仕事は問題なく回ることがわかったので、私も少しずつ仕事とプライベートの優先順位を見直すようになった。

 

もちろん、普段の仕事をきっちりし、周りの人と信頼関係を築いている、という大前提はあるけれど、大きな石を詰めてから小さな石を詰めると、意外と色んなことができるとわかった一日だった。