ロールキャベツと考えるとき・考えないとき
朝の通勤時から雨降りの一日。
すっかり寒い日だったので、綿のセーター、長いパンツにストールをぐるぐる巻いて出かけた。
そして、今日の夕食は巻かないロールキャベツ。暖かいスープが恋しい時期になってきた。
ロールキャベツは、クックバッドで検索し、簡単でおいしそうなレシピを選んで作った。
料理は作るのは嫌いではないけれど、平日の夕食作りは専らクックパッド頼りだ。
自分でオリジナルで考えながら作ると、その時の満腹度と疲労度に夕食の献立がかなり左右されやすい。
つまり、私がお腹がとても空いていると何皿もおかずが並び、昼食やおやつを食べ過ぎて満腹だったり仕事で疲れているとご飯にみそ汁だけといった超粗食になったり。量にばらつきが大きく、料理も偏りがちだった。
大人だけならそれでもいいのだけれど、育ち盛りの小学生にそれではまずいよなーと反省し、対策を考えた。
虫の音を聴きながらモノ作りを考える - 楽・暮らしに書いたとおり、
モノを作るとは、”材料”を”完成品”に”変換”するということ。
そして効率よくモノを作るには、最低限必要な変換が何かを見極めることが大事。
”食材”から”夕食”に変換するのに必要なのは、
- 献立を決める
- 各料理のレシピを考える
- 料理を作る
の3ステップ。ただし、すごく料理が得意な方だと”レシピを考える”は意識せず、”作る”に含まれていることも多いと思うけど。
1.献立を決める、2.各料理のレシピを考えるが計画を考える部分で、3.料理を作るが作業に当たる。
自分の満腹度や疲労度によらず、夕食の質や量を一定にするためにどうしたらいいか?
私の結論は、計画を考える作業を作る直前にしないこと。
具体的には、クックパッドなど外部リソースを活用して、簡単で美味しそうレシピを選ぶこと、そしてレシピ通りに作る作業者に徹することだけに注力している。
レシピに通りに作れば、それ以外のことは考えなくていいので、夕食を作る疲労度が少なく、美味しい料理ができるので満足度が高い。
今日のロールキャベツも息子に大好評で、私も嬉しかった。
考えるときと考えないとき、このメリハリが私の楽な暮らしの大事なポイントだ。