家事を楽にする方法ー外注のススメ

昨日は初夏のような暖かさだったが、今日は一変晴れやかな冬が戻ってきた。

1月はあっという間に過ぎ、明日から2月。本当に時間が経つのは早い。

 

前回書いた通り、10日ほど前から不安でもやもやした気分だったのだけど、もやもやメモに書いたおかげか日にち薬が効いたのか、いつの間にかいつも通りに戻った。

 

もやもやしている時は、自分が好きな家事ですらままならず、ましてや苦手な家事だと一向に進まない。

ここでいう家事とは、日々の暮らしを継続するため仕事=定常業務、つまり繰り返し同じ物を生産する継続的な業務を指す。例えば、家を掃除したり、洗濯したり、料理したり、家計の管理など、いわゆる暮らしを継続するためのルーティンワークを指す。

 

週末に一週間分の献立を決めるようになってから、日々の料理作りは全くのルーティンワークになり、もやもやしている時でもあまりは負担感ない。でも、掃除やアイロンがけは元気がある時でも苦手で、私にはハードルが高い家事だ。だから、以前は、自分の気分と部屋の荒れ具合が見事にシンクロして、もやもやしている➡片付けられない➡さらにできない自分にもやもやを増幅させる、という悪循環だった。

 

でも今の我が家はちょっと違う。

 

3年ほど前から週に1回、3時間の家事代行サービスをお願いしているので、私の気分に関わらず、自分が積極的に動かなくても、週に1回必ず家の中がきれいになる。

 

家事代行サービスを依頼する前には、片付いていない家を人に見せることや自分の苦手なことを人にお願いすることは恥ずかしくて抵抗感があるなーと思っていた。

でも、実際に始めてみたら、

 私にとって:自分の苦手なことを得意な人に手伝ってもらうことへの感謝の気持ちが生まれ

 サービスの提供者側にとって:得意なことでお金をもらう機会である

というwin-winの関係なんだなーとわかった。

 

そして、家事代行サービスをお願いし始め、自分の苦手な家事を自分のタスクリストから外したら、大きな心の余裕が生まれたのは予想外の副次効果だった。

自分の気分によらず”、”自分が積極的に動かなくても”、”必ずきれいになる”という安心感、これは本当に大きい。

 

そのおかげで、家に花を飾ったり、ジムに通ったり、ボランティアをしたりと、自由時間を100%気兼ねなく自分や家族ために使え、生活の満足感もずっと高くなった。

 

家事を楽にする方法は、やめたり、自分の能力を高めるだけでなく、自分以外に移転させる、という方法があることを頭に入れておくと、選択肢がずっと広くなる気がする。

もやもやを乗り越える

ここ数日間、なんだかずっともやもやしている。

何となく全身疲れを感じ、仕事や家事をやる気が起きずという日が数日続いている。

 

こういう時は後悔モードや他責モード(あのとき、ああしていたらよかったのに。。。あの人がこんなことしてくれたらよかったのに。。。)が顔をのぞかせ、自分の弱いところ、駄目なところにばかり目が向き、更に落ち込む。そして、ネガティブスパイラルに入りやすい。

 

原因は、今までにしたことのない仕事を任されて緊張しているのと、自分のコントロール外の出来事(会社の組織改編や人事異動など)に感情が揺さぶられ、自分に自信をなくしているためだ。でも、頭ではわかっていても、理想の状況(びしばし仕事を片付ける)と今の状況(不安)とのギャップが受け入れられず、気持ちが追いつかない。それがもやもやになって、気持ちや体調に影響を与えている。

 

感情的にもやもやしているのを胸に抱えているのはしんどい。

なので、思いついた言葉をそのまま”もやもやメモ”に書き出した。

 

このもやもやメモは、5−6年前から、気持ちがざわついたときに書いているもの。

古いメモを見返すと、部下の育成や仕事での自分の存在価値に悩んでいたり。

その後、色々な変遷はあったけど、どれも解決して、乗り越えたことが自分の自信になったりもした。

だから、「そんなことに悩まなくても大丈夫だよ、ちゃんと解決するから」と当時の自分に言ってあげたい。

 

結局、もやもやを解決するのは日にち薬だったりする。

でも、もやもやしているのは、自分の素の感情、自分が望んでいることの裏返しなので、自分を理解するためにも、もやもやメモは結構有用だと思う。そして、記録しておくと自分の悩みやすいポイントがわかって、将来の自分に役に立っているなとおもう。

 

きっと、今日書いたもやもやも後からみたら同じ気持ちになるんだろうな。そう思うとちょっと楽な気持ちになった。

献立決めを考える7_解決策(振り返り3)

 

冬本番の休日。

雪は降っていないものの、外に出るとピンと冷たい空気に背筋が伸びる。

 

さて、昨年9月に、平日の夕食作りを楽にこなせるよう、献立決めのプロジェクトを実施した。2回の振り返りに経て修正した解決策で、3ヶ月間ほぼ実行できているので、解決策のまとめと平日の夕食準備の流れをまとめておこう。

 

献立決めプロジェクトの過去の記事:一日目二日目三日目四日目振り返り1振り返り2

 

ゴールイメージ

  • 肉・魚、野菜、豆類など、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維をバランスよいメニュー
  • 新鮮な旬の食材を取り入れ、一汁二菜できれば一汁三菜を確保
  • 主菜は毎日違うもの
  • 家族が美味しいと思って食べられる
  • 夕食の準備時間は30分以内、下ごしらえは、朝食準備の30〜40分で並行して行える程度
手順
  1. 主菜、副菜、汁物のマスターメニューリスト(自分や家族の好きな料理)を作成
  2. マスターメニューリストや手持ちの料理本、クックバッド、過去の献立表を見ながら、週に1回(日曜日)に、家族と話しながら1週間分の夕食献立計画をA4一枚で作成。同じ表の中に、買い足す食材や下ごしらえ等もメモし、Evernoteで写真を撮って持ち歩く。
  3. 献立計画に基づいて買物(主に日曜日+週半ば)
  4. 献立通り、下ごしらえと料理を実行。
  5. 毎週金曜日に計画と結果を照らし合わせて振り返る

 

あまり厳密にしすぎると、しんどくなるので、下記は自分の中で緩く決めていること。

  • 副菜や汁物は、買物時の特売や冷蔵庫の残り野菜などによって、当日に献立変更可
  • その時の気分やお腹の好き具合で、副菜や汁物を省くのもOK
  • 忙しい時は、主菜は出来合いのモノを買ってきてもOK

 

参考に、先週のある日の夕食作りの流れを示す。

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メニュー:ごはん、ウマヅラハギの煮付け、ほうれん草のごま和え、こんにゃくの煮物(作り置き)、豆腐のみそ汁

 

<朝食準備時>

ウマヅラハギの煮付けの下ごしらえ(煮含める状態で冷ましながら味を含ませる)

 

<夕食準備時>

  1. お米と水を鍋に計り入れ、蓋をして加熱。沸騰したら弱火で5分。鍋を魔法の鍋帽子の中に移して20分放置
  2. ウマヅラハギの鍋を弱火で加熱
  3. 2と並行しながらお湯を沸かして、ほうれん草を茹でる。茹だったらお湯にさらして一口サイズに切り、いりごまと濃縮つゆでごま和えをし、小鉢に盛る
  4. ほうれん草を茹でた鍋をさっと洗って、お湯を沸かしてみそ汁を作る
  5. 作り置きのこんにゃくの煮物を冷蔵庫から出し、小鉢に盛る
  6. ウマヅラハギの煮物を平皿に盛る
  7. ご飯とお味噌汁をよそう。
  8. 息子が全員分のテーブルセッティングをしている間に、空いたお鍋を洗う。

(以上30分)

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料理と並行して洗い物をするので、作り終わっているときには流しには何もない状態、夕食後の片付けが食器洗いだけだと、気持ちが随分楽だ。

 

3ヶ月やってみて良かった点

  • 献立があると楽。ストレスを感じることなく、主菜はほぼ計画どおり、副菜、汁物も7−8割計画通りにできた
  • 自分の昼食(外食、オフィス中食)も夕食をイメージして選ぶようになった
  • 夕食を作る時間が短くなったので、平日の外食がほぼゼロになった
  • 魚を週1回献立に入れるようにしたので、プロジェクト開始前はほぼ0だった魚料理が、毎週1回は登場するようになった
  • 朝食準備時や前日など、計画的に調理できるのでシチューなどの煮込み系料理もチャレンジしやすくなった
  • 日曜日にのんびりしながら献立を立てるので、新しいメニューを取り入れることも増え、料理の幅が広がった
  • 献立計画や結果をノートに取っているので、過去の献立を参考にしやすくなり、献立作りがどんどん楽になる

 

平日の夕食作りについての苦手意識は解消された。今のところは、プロジェクト成功!だな。

実家のオーガナイズを考える

前回書いてからもう2ヶ月近く経っている。日が経てば経つほど、書くことの心理的なハードルと自分に対するプレッシャーが高くなることを体験したので、週1回定期的に書くことを自分の目標として、実行してみようと思う。

 

さて、今年も例年同様、家族揃ってお正月に実家に帰省し、2日滞在した。

 

実家は私が高校生まで暮らした家で、現在は超高齢の両親が二人で住んでいる。
昨年、ライフオーガナイズを学んだので、両親が暮らしやすいよう空間を整えるお手伝いをしたいと思い、どこか片付けたいところがないかを母に聞いてみた。

母の返事は「どこも困っていない。このままでいい。」

 

一軒家でスペースは十分にあり、両親が普段使う必要なモノは身の回りに揃っていて、使いやすい様に配置されている。確かに母が言う通り、大きく困っていなさそう。

でも、「肩が痛くてあがらなくなったので、高いモノを取るのが大変」とか、「重いものを2階に運ぶのが大変」といった高齢による体 の不調、不自由さが母や父の言動から見て取れ、今の二人の生活ペースと体の調子に合わせて、モノの配置を変えたり、空間をオーガナイズした方が、快適に住みやすくなりそうだ。

 

そして、実家の私の部屋は、私が大学入学で家を出たときのまま残っていて、本棚には赤本や高校時代のノートや参考書、教科書などが並び、押し入れには当時大好き だった漫画本がぎっしりと入っている。兄や姉の部屋も同様。20年以上時間が止まっている。

20年以上時間が止まったままの部屋は、たまに帰省する身としては居心地がいいのだけれど、もういい大人なのだから、 そろそろ自分の終活も兼ね、実家にある自分自身の思い出とちゃんと向き合う必要があるなー。これは両親というよりも自分の問題。

 

私が実家に帰省するのはお正月とお盆くらいだけれど、自分の思い出のモノ達を処分しつつ、少しずつ両親がより暮らしやすく整えていければいいな。

これも今年の目標としておこう。

学びと勉強の違い

”世界で大活躍できる13歳の学び(高橋和也)”を昨日の通勤時に読んだ。

行きの通勤電車では読み終わらず、続きが読みたくて駅ビルのカフェでコーヒーを飲みながら最後まで読んだ。腹落ちすることがたくさん書かれていて、すっきりした気分だった。

 

この本に書かれた話のうち記録とメタ認知については今朝書いた通りだけれど、もう一つ、私にとって大事な話である学びと勉強の違いのことも書いておく。

 

高橋さんは、本の中学びと勉強の違いについて以下の3点をあげている。

  1. 学びは自ら仮説を立て、それを検証していくプロセス。勉強は既に正解がある問いに対して自分の記憶をもとに答えをできるだけ早く探す作業
  2. 学びは自分から進んでわからないことに挑戦しようとする自発的な行為。勉強は既に”正解”というゴールがあるため、そこに至る最速のプロセスを探し出すことに全力を注ぐ。
  3. 学びはものや人や事柄と出会い、対話し、他の人の思考や感情との出会いを楽しむ行為。勉強は自分のためにしかしない行為。

 

つまり、学びは自分の頭で考え、自分のわからないことに挑戦し、人と対話しながら答えを探すという行為であり、これが正解のない問題に満ちあふれている現代にはとても大事なスキルだという。学びのスキルを身につけさせるため、高橋さんは色々な仕組みで授業を展開している。

 

しかし、今の日本の小中高校教育は効率よく正解にたどり着く”勉強”に力点が置かれている。そして、勉強ばかりで学びを身につけていない人は、学びを突き詰めた研究をする機関である大学や大学院に進むとに伸び悩む、という。私も、まさに”大学、大学院で伸び悩んだ”勉強のできる学生の一人だった。

 

私は、高校までは教科書をよく読み、比較的”勉強”ができた。パズルやゲーム感覚で正解を出し高得点をとることが好きだった。でも、大学に入ったとたん、何を勉強するのが”正解”なのか指示されないことに戸惑い、何をしたらいいのか途方に暮れた。そして、同じ大学の同級生達が自らの興味があること学び、考え、楽しそうに議論している様子を目の当たりにして、自分は18年間、何をしてきたんだろう、どうして何も考えていなかったのだろうと深く深く落ち込んだ。

こうした”正解を素早く求める勉強はできるけれど自分の頭で考えられない劣等感”は、ずーっと私の中でもやもやと存在し、仕事をしても、子育てをしても、”正解はなんだろう?”と考え、自分の考えを主張できる人を羨ましく思い、そう考える自分がまた自分の劣等感を刺激するというネガティブループに入っていた。

 

この”正解探し”や”自分の頭で考えられない劣等感”のネガティブループが解消され、未熟ながらも自分で考えること、そしてそれを楽しめるようになってきたのは本当につい最近のことだ。

子育てをしたり、仕事での試行錯誤を通じて、ようやく絶対的な正解はないこと、自分で考え、やりきる覚悟を決めて進めることが大事ということが、頭だけでなく気持ちの上でも理解できた。本当に長いトンネルだったなーと思う。

 

そして、自分で考えることが楽しくなったら、それまで劣等感のもとだった受験勉強で覚えた知識や素早く正解にたどりつく検索能力が自分の強みになり、自分の考えと知識が有機的につながり、よりいっそう学びが楽しくなるという相乗効果が出始めた。

 

私は”学び”を身につけるのに四半世紀費やし、本当に長いトンネルだったけど、これも自分にとっては必要な学びのプロセスだったんだろーなと思う。

”世界で大活躍できる13歳の学び”の本は、学びたい大人にもお薦めできる本だ。

記録することとメタ認知

昨晩は一日過ぎたスーパームーンが家のベランダから見えた。

毎日同じように過ぎていく気がするのに、月の満ち欠けを見ていると、確実に少しずつ違う毎日があることに気づかされる。

 

昨日の通勤中、”世界で大活躍できる13歳の学び(高橋和也)”を読んだ。

高橋さんは、教育界のノーベル賞と言われるグローバルティーチャー賞トップ10に選ばれた工学院大学附属中学校の先生。

この本では、中学生に向け、学ぶことの大事さ、面白さや、高橋さんが授業の中で取り入れている工夫が書かれていて、大人になってから”学ぶことは考えること、”学ぶことは楽しいこと”が理解できた私にも、気づきの多い本だった。

 

特に、記録することとメタ認知との繋がりの話が、私が日々感じていることと一致してすごく共感したので以下に抜粋する。

 私は学習習慣を身につけさせる最大の目的はメタ認知能力を鍛えることだと思っています。

 メタ認知能力とは「自分が何をしているのか」とか「何をやったのか」を客観的に見る力のことです。例えば何かある作業をしているとき、どこかでもうひとりの自分が「そこをもうちょっとこうすればいいね」などとコメントをしているような経験をしたことがありませんか。自分の行動や動作をどこからか眺めているような感じです。このように、自分が意識的に何か行っていることをさらに別の視点から意識する力のことをメタ認知と呼びます。メタ認知能力を鍛える最も簡単な方法は、スケジュール帳をつける習慣をみにつけることです。(中略)

 つまり、スケジュール帳をつけていると、自分を客観的に見たり、何が必要なのかを考えるようになり、自分が学んでいることに対して主体的に関わるようになるのです。(中略)

 この訓練はゴールから今の時点を逆算して考えるというきわめて重要な能力が身につきます。

 

以前、自分の頭の記憶力に依存せず、外部記憶装置としての記録することの大事さについてについて書いたことがある。

メタ認知ということは考えていなかったけれど、記録すると客観的に過去の経験を振り返り、何が必要なのか俯瞰して考えてやすくなるなーと日々感じている。

 

例えば、何かのイベントに遅刻してしまったとき。

頭の中で考えているだけだと、私は最後の5分間がうまく進まなかった言い訳がまず頭に浮かんでしまう。”出がけに電話がかかってきたから”とか”家族の支度が遅かったから”とか。そして、”今回はしょうがなかった”と結論づけてしまいがち。

 

でも、実際にスケジュールを書き出してみると、そもそも準備を始めた時間が遅かったり直前に色々慌てたり。最後の5分間だけでの問題ではないことが見えてくる。

そして、今回だけではなく、いつも、ぎりぎりで準備するという自分の行動の癖も見えてくる。

 

客観的に振り返り、俯瞰して考えることは、自分の行動を変える第一歩だ。そして、この客観的に俯瞰して眺めることが”メタ認知”ということなんだと思う。

 

正直言って、自分の行動の癖に向き合うことは、必ずしも楽しいことばかりでなく、もやもやしたりがっかりすることも多い。でも、それに向きあえれば成長あるのみと、勇気を振り絞る。

古い友人と時間管理のコツ

先週の日曜日、大学時代のサークルで一緒だった友人達とランチをした。

大学卒業して以来はじめて会う友人もいて、将来こんな風になりたいねーと夢や不安を話していた大学生から、その親の世代である現代の自分たちに20年間を一気にワープした感覚。まるでタイムトラベルのようで、話しても話しても時間が足りないくらいで、あっという間に4時間が経った。

 

友人の一人が「最近働き始めたら、全然、時間がない感じがするの。子どもを育てながらフルタイムで働くなんて考えられない。今日はmegumiに時間管理のコツを聞こうと思ってきたの。」と嬉しい質問をしてくれた。

 

彼女は、結婚して出産して以来ずっと専業主婦だったのだけど、下のお子さんが中学生になり手があいてきたので、この9月からパートで週数日働き始めたのだそう。

 

私からのアドバイスは一つだけ。”自分の時間の使い方を把握する”こと。

時間をうまく使うためには、自分の時間の使い方の癖を自分で把握することがまず第一ステップだからだ。お金を貯めるためには、ざっくりでいいので、現在の収支を把握することから始めるのと同じこと。

そのために、1週間でいいので、自分の時間を記録することを勧めた。

 

「えー。自分の時間を記録するの、怖い!」という友人。

自分がいかにぼーっと過ごしているかを目の当たりにしたら、すごく落ち込みそうで怖い、のだそう。

 

記録の目的は、自分の時間の使い方をありのままに把握することだから、”私は無駄なことばっかりしている”と自分を責めないことが大事。

何となく時間が過ぎてしまったら空白でいい。

というか、多分最初に記録にとったら空白時間が多くてビックリすると思う。そんな気づきがあればいいのだよ、と伝えた。

 

よくよく話を聞くと、朝早くから部活動があるお嬢さんのお弁当作りから始まって、夜遅く学校から帰ってくる息子さんの夕食の準備や後片付けまで、子どもの生活に合わせて時間を過ごし、まだまだ慣れないパートの仕事。それは、誰だって疲れてボーッとするよ。

同じ年の友人が、家族との生活を大事にしながら、自分の生活を少しずつ変え、新しいことに挑戦している話を聞くのは嬉しい。

 

私の母も専業主婦で、家族の中で一番最初に起きて一番最後に寝る、という生活だった。日中にパートの仕事をしたり、私の習い事の送り迎えをしてくれたなーと思い出した。